菓子パンを食事の代わりにしても太らない?

食事の代わりに菓子パンを食べても太らないのでしょうか。おいしい菓子パンがあって、どうしても食べたい時があると思います。

もちろん普通にご飯を食べて、さらに間食で菓子パンを食べれば太るのはわかります。だけど、食事の代わりに菓子パンを食べて、摂取カロリーさえ過剰にならなければ太らないのでしょうか。

ダイエットの絶対法則は摂取カロリーと消費カロリーのバランスです。1日の摂取カロリーと1日の消費カロリーが同じであれば太ることはありません。そのため、たとえ食事の代わりに菓子パンを食べるようにしても、摂取カロリーが同じなら太らないでしょう。

しかし、このような食生活は長期間続けるべきではないでしょう。なぜなら炭水化物や糖分ばかりが過剰になってしまい、たんぱく質の摂取量が減ってしまうからです。

たんぱく質は筋肉を作る材料となる栄養素なので、不足した状態が長期間続くと筋肉量が減っていくでしょう。体重は維持できていても筋肉量が減ると、体型のバランスが崩れてしまいます。

美しい体は筋肉が適度に付いているため、引き締まっています。筋肉が適度に付いていると出るところは出て引っ込むところは引っ込むという、理想的な体型になります。

しかし筋肉が減って脂肪が付いてくると、引っ込むべきところが引っ込まず、全体的に丸い体つきのいわゆる太って見える体型になります。

引き締まったお腹周りや細い脚を維持したければ、筋肉量が減らないようにダイエットするべきです。